Technical Report

 

「ASTM E399線形弾性平面歪破壊靭性の標準試験法に関する最近の動向」

技術顧問 木内 晃(Akira KIUCHI)

 「ASTM E399線形弾性平面歪破壊靭性の標準試験法に関する最近の動向」と題する解説を圧力技術に投稿し、第59巻、第3号(2021年5月)に掲載されました。
 金属材料の線形平面歪破壊靭性値、KIcを求める試験法であるASTM E399は1970年に制定され、一部修正を加えながら50年間利用されてきました。2020年の改定版、ASTM E399-20では、試験名称からKIcの文字が消えました。その理由は、Appendixとして、Kim Wallinが提案したSize-insensitive linear- elastic plane-strain fracture toughness, KIsiを求める試験法が追加されたためと考えられます。
 以下、その詳細な解説を4報に分けて掲載しています。

本レポートの本文には、従来通り、KIc試験法が記されていますが、KIcとKIsiの両方を対象とした試験法という意味で、試験名称からKIcの文字が省かれたと推察されます。本解説では、KIsiの意味およびKIsiの求め方と試験片寸法要件について説明するとともにASTM E399の変遷について概説しています。
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