材料試験(高分子材料系)

 引張試験・圧縮試験とは、種々の製品や部品を評価する上の情報である「機械的性質」の中で「強度」を評価する材料試験です。 材料にはそれぞれ種類によって異なる性質があります。引張・圧縮・せん断などの外部から加えられる力や環境に対してどれくらい耐久性があるかを計測します。計測により得られたデータを「機械的性質」と呼び、材料の加工方法や加工された製品の耐久性などを評価する上で重要な指標となっています。金属材料と比較して高分子材料では強度レベルが異なることから、それにマッチしたロードセル(測定素子)を使用する必要がある点、温度や湿度に影響される度合いが高いことから、これらの環境を制御する機器が必要になります。

引張・圧縮試験
機器名称
床置き型万能試験システム
メーカー/型式 インストロン:5982型
能力 最大負荷荷重:500N
クロスヘッド速度:0.0001~1016 mm/min
備考 ロードセル:500N
伸び計:標点間距離:25mm(測定範囲 50%)
使用温度範囲:-100 ℃~200 ℃
(※NVLAP認証)
伸び計測(ビデオ式:非接触)
測定範囲・仕様 :
レンズ①
軸ひずみ130mm/横ひずみ16mm/GL≧12.5mm
最大追従速度 150mm/min
レンズ②
軸ひずみ310mm/横ひずみ40mm/GL≧12.5mm
最大追従速度 500mm/min
レンズ③
軸ひずみ560mm/横ひずみ70mm/GL≧25mm
最大追従速度 2500mm/min
掴み治具:棒状φ3.5~12.7mm, 板状t0~12.7mm
並目ネジ治具:M4~M8, M10~M22(偶数のみ) 単軸圧縮, 3点曲げ, 4点曲げ治具有り(詳細応相談)
インストロン製小容量ロードセル500N(型番2580-500N)
既存サービス対象である金属材料に比べて強度の低い高分子材料の試験を行うにあたっては微小な荷重の測必要であり、本製品はその為の小容量測定センサー
インストロン製空気圧式グリップ(型番2712-046)
金属材料に比べて試験時の変形が大きい高分子材料を安定して固定するための治具
インストロン製セルフタイトニングローラーグリップ(型番2713-002)
高分子計器株式会社製 試験片打抜き刃及び打抜機
高分子材料からの試験片作成方法として多く用いられるのは金型を利用した打ち抜き加工である。規格において多様な定形試験片が規定されている。本製品はその金型と抜き加工を行う際の機器
恒温恒湿槽
高分子材料は、湿度に影響を受ける材料が多く、材料中の水分量によって特性も変化する為、任意の環境(温度、湿度)における機械的特性を求める事が必要とされ、本製品によって試験環境を自在に構築する事が可能となる。
試験例(対応規格)

高温試験
機器名称
管状赤外線イメージ炉(+精密万能試験機)
メーカー/型式 アルパック理工:RHL-E416
能力 100℃〜1200 ℃(加熱範囲:φ25 mm以内)
備考 昇温コントロール可能
試験例(対応規格)
機器名称
恒温槽(+床置き型万能試験システム)
メーカー/型式 インストロン:恒温槽
能力 -150℃〜600℃
恒温槽内寸法:高さ660×幅400×奥行400 mm
備考 温度コントロール可能、非接触式ビデオ伸び計の併用可
試験例(対応規格)

圧縮ねじり試験
機器名称
ねじり試験装置(+精密万能試験機)
メーカー/型式 島津製作所
能力 最大トルク500 N・m
最大圧縮負荷:50kN
備考 トルクセル:500N・mまたは100N・m(圧縮最大負荷:10kN)
試験速度 :0.001~10rpm
最大回転数:1400 回転
管状炉を用いての高温試験(~ 900℃)、冷媒液中での低温試験(~ -196℃)が可能。
試験例(対応規格)