テクニカルレポートNo.9 「鉄鋼材料のへき開破壊靭性試験(2)‐ASTM E1921(マスターカーブ法)‐」

 前報で示したように、鋼の脆性-延性遷移域でのへき開破壊靭性値を求めることを目的としたASTM規格は、現状、ASTM E1921のマスターカーブ法のみである。A …続きを読む


テクニカルレポートNo.8「鉄鋼材料のへき開破壊靭性試験(1)‐へき開破壊靭性試験の歴史‐」

 これまで、金属材料の破壊靱性試験として、ミクロボイド合体形破壊を対象とした、ASTM E399のKIc試験とASTM E1820のJIc試験について説明してき …続きを読む


テクニカルレポートNo.7「ASTM E1820によるJIc試験(その2)‐試験片寸法要件の物理的意味‐」

テクニカルレポートNo.6で、金属材料の弾塑性平面歪破壊靭性値、JIcを求める試験法の規格、ASTM E1820について説明しました。テクニカルレポートNo.6 …続きを読む


テクニカルレポートNo.6 「ASTM E1820によるJIc試験(その1) ‐弾塑性平面歪破壊靭性値JIcの求め方‐」

 これまで、テクニカルレポートNo.1とNo.5で、金属材料の線形平面歪破壊靭性値、KIcを求める試験法、ASTM E399について説明しました。  本報では、 …続きを読む


テクニカルレポートNo.5 「ASTM E399の改訂のフォロー -ASTM E399-22の改訂内容-」

弊社では、引張試験、疲労試験に加え、2021年1月にASTM E399に準拠した室温KIc試験のNadcapの認証を取得した。Nadcapでは、対象となる試験規 …続きを読む