金属材料の線形平面歪破壊靭性値、KIcを求める試験法であるASTM E399は1970年に制定され、一部修正を加えながら50年間利用されてきました。2020年の改定版、ASTM E399-20では、試験名称からKIcの文字が消えました。その理由は、Appendixとして、Kim Wallinが提案したSize-insensitive linear- elastic plane-strain fracture toughness, KIsiを求める試験法が追加されたためと考えられます。本文には、従来通り、KIc試験法が記されていますが、KIcとKIsiの両方を対象とした試験法という意味で、試験名称からKIcの文字が省かれたと推察されます。本解説では、KIsiの意味およびKIsiの求め方と試験片寸法要件について説明するとともにASTM E399の変遷について概説しています。
この解説はこちらからダウンロードできます。
最近の投稿論文及び解説
金属材料の線形平面歪破壊靭性値、KIcを求める試験法であるASTM E399は1970年に制定され、一部修正を加えながら50年間利用されてきました。2020年の改定版、ASTM E399-20では、試験名称からKIcの文字が消えました。その理由は、Appendixとして、Kim Wallinが提案したSize-insensitive linear- elastic plane-strain fracture toughness, KIsiを求める試験法が追加されたためと考えられます。本文には、従来通り、KIc試験法が記されていますが、KIcとKIsiの両方を対象とした試験法という意味で、試験名称からKIcの文字が省かれたと推察されます。本解説では、KIsiの意味およびKIsiの求め方と試験片寸法要件について説明するとともにASTM E399の変遷について概説しています。
この解説はこちらからダウンロードできます。