シミズテックのテクニカルレポート

2025/10/29
テクニカルレポートNo.11「ASTM E1921(マスターカーブ法)(3)‐へき開形破壊靭性値の ばらつきの形状母数と下限値の根拠と妥当性‐」

前報のテクニカルレポートNo.10では、ASTM E1921に準拠して得られた弾塑性破壊靭性値, KJcが試験片面内寸法に依存しないための試験片寸法要件の根拠と妥当性について示したが、その他にも幾つかの仮説がある。
本報告では、KJcのばらつきの形状母数, βと下限値, Kminに関する仮説、すなわち、鋼種、温度によらず、β=4、Kmin=20MPa√mとする根拠と妥当性について公表文献を基に検討する。

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